Experience

2つのフラッグシップショップを巡り
1616/ arita japanの世界を体験する

世界中の人々が日常で使えるシンプルな器を作りたい。それが1616/ arita japanの原点です。国を越えて多様に広がる現代の食文化において、世界のどんな料理、どんなシーンにも自然と解け込み、人々の食生活を豊かにできるような器。それは新しい挑戦でありながら、1600年代から輸出を行い世界に受け入れられるものづくりを続けてきた有田焼の歴史の一節にすぎません。そしてこれまでの固定観念を一度取り払い、培ってきた高い技術力と現代的な視点をかけあわせ、今の時代に寄り添うべき有田焼が完成しました。そんなブランドの世界は、有田と東京のフラッグシップショップで体験することができます。空間を手がけた柳原照弘との出会いそして対話から生まれた1616/ arita japan。その全コレクションの魅力だけでなく、空間を通して有田焼のある暮らしの豊かさをきっと感じていただけるはずです。

百田陶園 有田ショールームについて

2020年、約1年にわたる改装期間を経て完成した「百田陶園 有田ショールーム」。自然光が差し込む100坪以上のゆとりある空間には、暖炉のあるリビング、キッチン、バスルームがあり、カフェも併設。1616/ arita japanがある生活をあらゆるシーンで体験できるように構成しています。 床材には北欧から取り寄せたダグラスを使用するほか、全ての天井と壁は有田焼の原料である陶石を加えた左官で仕上げ、展示台には煉瓦を採用。土を練って成形して焼く、という有田焼の製作プロセスにシンクロさせた素材使いには、クリエイティブディレクターである柳原照弘のこだわりが反映されています。

百田陶園 パレスホテル東京店について

2012年に1616/ arita japanの最初のフラッグシップショップとしてオープンした「百田陶園 パレスホテル東京店」。この空間の完成とともに、ファーストコレクション1616 / TY "Standard" と1616 / S&B "Colour Porcelain"が誕生したのです。器を引き立てるため、空間はグレーに統一。墨モルタルの壁とスチールの展示台を採用しシンプルに構成されています。有田焼と同様に、インテリアの一つひとつも素材本来の色で表現しました。都内で唯一ブランドの全シリーズを揃え、国内外から人々が集まり、滞在するこの場所から新たな有田焼を発信しています。